適切なモチベーションを作る3つの方法

考えたこと

こんにちは
「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」ということを何回かに分けて話したいと思います。

これは僕が結構強く思っていることです。1つずつ説明をしていきたいと思います。
今回は何かを始めるなら「適切なモチベーションを作る3つの方法」が大切だということを説明したいと思います。

というのも僕はもともとすごく怠ける人間であるということを強く自覚しているからです。
3日坊主だし、空きやすくてすぐ次のことに手を出そうとするし、何か始めようとして道具をそろえたけど、やる気がどうしてもでなくて、結局ちょっとやっただけであまりそれに時間を割かない。

結構そんな人は多いんじゃないでしょうか。
そんな人にこれを読んでもらって「継続のコツ」をつかんでもらえればと思います。

大抵の人は「なんかやる気でないんだよね」と”モチベーションが勝手に生まれてくるもの”かのように扱っている場面をよく見ます。
それではいつまでたってもモチベーションは上がらないですよね。

大切なのは「モチベーションは生まれるものではなく、作り出すもの」という意識を持つことです。
勝手に生まれるものではなく、自分の力で作り出いていくものなんです。

モチベーションの取り扱いはとても難しいものだと僕は考えています。
強すぎるモチベーションは、立ち上がりはとても早く行動までもスムーズなのですが、下降するのも早いです。
弱すぎるモチベーションは、行動に移すまでに時間がかかりすぎてしまったり、簡単なハードルで満足してしまってそもそも行動に移せないまま消えてしまうことがあります。

ではどうしたら適切なモチベーションを作り出すことができるのでしょうか。
それは

  1. 夢を見る
  2. 激励する
  3. 否定する

の3つだと僕は考えています。順番に説明します。


夢を見る

モチベーションを作るということはまず「夢を見る」ということから始まります。


「夢を見る」とは「ゴール地点を具体的に考える」ということです。

何かを始める際に大多数の人は「いまの自分が持っていないもの」を見て「あんな風になりたい」と考えて始める決意をするんじゃないでしょうか。


ダイエットならば筋肉がついた誰から見ても格好いい写真を見たり、
楽器ならばライブで活躍するアーティスト

「自分がこうなりたい」ということをすでに体現されているものを見て、「なにかを始めよう」と思うのではないでしょうか?


そこで漠然とした姿を想像していることで終わっているとモチベーションを作り出すことは難しいのです。
現実にある「できない自分」「将来なりたい自分」との間には大きな乖離があり、その乖離に愕然としてしまうのです。


そこで「具体的に考える」ということがでてきます。「実現可能な将来までの道筋を具体化する」ということを行うと言い換えてもいいかもしれません。


ダイエットという項目を例にとって説明します。
ある2人の男性がいて、ふたりとも身長は170cm前後、体重はAさんが65kgでBさんが85kgでした。
ふたりは「大多数の人が憧れるプロポーションを持つ芸能人」になるような努力を始めたとします。
その際ふたりが求めるゴール地点は一緒ですが、取るべき方法や道筋がまったく違うのは想像にたやすいと思います。

Aさんはもともとそこまで太っているわけでもないため、筋力の増強をします。
Bさんはお世辞にも痩せているとは言えないため、筋力の増強だけでなく、脂肪を減らすことが必要になります。

例えゴールが同じだとしても、道筋に違いがあるのであれば当然必要な期間も変わってきます。
今回の場合では身長が同じでしたが、身長まで違ったとしたらどうでしょうか。
現実にはもともと持っている筋肉量や体力面、職業の違いなどから生じる割ける時間の量など、いろいろな要因から道筋のずれはできてしまいます。

そこで漠然とした目標を持っているだけで終わってしまうと、努力が長続きしないばかりか「結局あんな風にはなれないんだ」とまるで何かを悟ったかのような人間になってしまうでしょう。


ゴール地点とする目標は具体的であればあるほどよいのです。
・どんな方法をしてそこに至ったのか
・どのくらいの期間をかけてたどり着いたのか
・ゴール地点に行き着いた結果生活はどう変わったのかなどあらゆることを具体的にして夢見ていきましょう。

初めは漠然としたものでも、もちろんかまいません。
そこから具体的にしていくことが”モチベーションを作り出す”ことにつながるのです。


激励する

これはイメージ的には「松〇修造さんを自分の中に降臨させる」感じですね。
どんな些細なことでもいいんです。
「一歩努力を始めた自分」をほめてあげてください。

なにかを始めるときに最も難しいのは「最初の一段目を登り出すこと」だと僕は思います。
ここで言う最初の一段目とは「実際に行動に移すこと」です。


調べるだけなら正直誰にでもできます。
「実際に行動に移す」ことそうそうできるものではありません。

先ほどまでのダイエットの例だと、「痩せたい」と思って調べたりする人は多いでしょう。
ですが、「調べたこと」に満足して結局なにもしないことは多いでしょう。それでは「なにかを始めたこと」にはなりません。

もちろん「調べる」ことはなにかを始めるにあたってとても大切なことです。
ですが、調べただけではなにも変化させることはできないでしょう。
行動に移す、という一段目を踏み出さないとなにも始まりません。

最初の一段を踏み出すことのできた自分をまずはほめてください。
「ちょっとだけ運動した」
「ちょっとだけ筋トレした」
「昨日よりちょっとご飯を我慢した」
昨日までの自分よりも「努力することができた自分」をほめてあげてください。

僕は「ゴールに向けて確実に進んでいる」という事実があるだけで人は頑張れると思っています。
そしてそれは「努力を認める=努力をほめる」ということで生まれてくるものだと思うのです。


否定する

そうは言ってもただほめるだけでは「向上すること」はできません。
負荷は「慣れる」ものなのです。


当たり前なんですが筋トレは続けていくうちに、筋力が向上します。
それは「筋肉が少ない→筋肉がついた」と向上したからです。
そこからさらに筋肉をつけたければ、さらに負荷をかけていくしかないでしょう。

その際に「いままでやったこと」だけをほめていたら、新しいことに挑戦はしないのではないでしょうか。
重要なのは「昨日よりも少し負荷の強い努力」をしていかなければなりません。

もちろん継続をつづけることで変わるものもあります。
”継続した”という”努力”がなければゴール地点にはつかないですから。

しかし、負荷を強めない限り「なにもしなかった自分」が「ちょっとしたことができる自分」になっただけです。
そこがゴールではないですよね?

「本当にこれが目指したゴールなのか?」
「ちょっと努力をしたけど、いまのその姿を求めてたのか?」
と、否定することを行ってください。

そうしなければまた「ちょっとやったら満足した」というように、結局は半端なところで辞めてしまうでしょう。
「具体的に考えたゴール」はそんな軽いものではなかったはずなのにも関わらず。

「大多数の人が憧れるプロポーションを持つ芸能人」を目指すのであれば鏡を見てください。
いまのあなたの姿はそこに到達したのでしょうか。

否定することから、次の「最初の一段目」を登ることにつながるのです。
そうして否定し、また「最初の一段目」を踏み出すことができたらまたほめてもらってください。

前の工程ですでにあなたの心の中には「応援してくれる松〇修造」が降臨しているのですから。


いかがでしょうか

「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」ことの第一歩目を本日はお話しました。

  1. 夢を見る→実現可能な将来までの道筋を具体化する
  2. 激励する→昨日までの自分よりも「努力することができた自分」をほめてあげる
  3. 否定する→慣れてしまった自分を否定する

ということでした。

これが「適切なモチベーションを作る3つの方法」が大切ということだと僕は思います。

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