始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと

考えたこと

こんにちは


「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」最後の項目です。
「始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと」についてお話したいと思います。


例えば仕事でうまくいかないことがあるときにどんなことを考えていけばいいのかということです。
「楽しくないんだよなぁ」とか「うまくいかないんだよな」とか「ストレスがすごい」とかうまくいかない、いってないと感じる要因は多くあると思います。
そんなときに一度考えてほしいことについて書いています。


お付き合いください。


「できること」と「できないこと」を考える

「仕事をしてても楽しくない」とか「うまくいかない」なと考えているときはなかなか行動できないと思います。
現状維持で精一杯になってしまうと思います。
少なくとも僕はそうです。

楽しくないなと思っている期間が長引けば長引くほど疲れてしまい、動きは鈍ります。
興味があることや喜んで行えるような「好きなこと」でない限りは、行動になんて移せないですよね。
そこで「もっと頑張れよ」とか「努力しろ」とか言われたところで、そんな気力でないですよね。

ですが仕事である以上やらないといけないですよね。
つらいけどそれが現実だと思います。

そんなときはまず「学んだ結果できるようになったこと」「学んだ、学んでない関係なくできないこと」を考えてみてください。
自分のスキルの棚卸をしてください。
スキル選定の基準としては「会社、チームで行っている業務に必要とされていること」で考えてください。

例えば飲食業界の企業で働いている人にプログラミングのスキルは必要とされるでしょうかそれよりも商品知識だとか、調理技術を学ぶほうが必要とされるでしょう。

必要とされるスキルを単純にできる・できないの2項目で分けて、「できない」を「できる」に変えるということを行うのです。
行動の指針を明確にしましょう。

「楽しくない、つらい」ときにこそ、行動を明確にすることが必要なんです。
行動が明確になり、「できる」が増えるということは仕事の幅が広がっていくということです。

単純に仕事の幅が広がると、いままでとは違った立ち位置から物事を見ることができます。
「これまでは〇〇ができなかったからわからなかったけど、できるようになったら意外と楽しい」とか「いままでなんであんなこと言われたのかがわかるようになった」とか視野が広がるといままでの視点ではわからなかったことがわかるようになると思います。

行動指針を明確にするということは、視野を広げるために必要なことなのです。
視野が広がると仕事の幅が広がっていきます。


役割を考えて演じる

「できること、できないこと」が明確になり視野が広がったら「求められている役割」を考えましょう。
例えば「チームのムードメイカー」だったりとかの調整役なのか「年長者としての育成者」なのかということですね。
”自分が所属しているチームに対して貢献できるもの”ということです。

大多数のチームは「チーム全体で成果を上げること」が求められています。その中でも役割分担というものがあると思います。
僕が考えるチームの役割というものは大きく分けて4つあります。

  • 原動力、エンジン役
  • 頭脳、参謀役
  • 継続力、注意喚起役
  • コミュニケーション力、調整役

ですね。

それぞれ求められているものは

  • エンジン役→全体の把握、リーダーシップ
  • 参謀役→フィードバック、リスクマネジメント、数字面の管理
  • 継続力→注意喚起、継続管理
  • 調整役→情報共有、意見の吸い上げ

といった感じですね。
他にもあるとは思いますが、代表的にはこんなところだと思います。

その中で”自分がどこに入って、何を求められているのか”を考えてみてください。

少人数のチームだったりすると違った役割を平行して行う必要があるとは思います。
ですが、あくまでも「”自分が所属しているチームに対して貢献できるもの”」ということを考えるべきです。

いろいろなことをいっぺんにやろうとすると、全てが中途半端になってしまいます。
なにが求められているのかを把握し、まずはそれを徹底して行い、貢献するべきです。

手順としては

  • 先に挙げた4つの中で会社やチームからなにを求められているのかを考える
  • その役割の理想とされる姿を考える
  • 理想像に沿った行動をしていく、演じていく

という流れです。


演じていくときの注意としては「この役割の人はこんな発言はしない」「こんな行動をするはずだ」と考えてください。

そんな中で新たに「できること・できないこと」が出てくると思います。
役割を明確にして演じると、いままでは見えていなかったものが見えてくるはずです。
そうすると仕事や、いままで自分が理不尽だと思っていたことはなぜ言われていたのかなど、業務に関する理解が深まると考えます。


置かれた環境を考える

ここまで仕事を頑張るかということを話しました。
そこで根本的なものを一度考えてみてください。

そもそもですが、あなたはなにを求めていまの環境に身を投じましたか?
いまの職場はそれを叶えることのできる場所ですか?
というところですね。

僕は自分が作った料理で多くの人を喜ばせたい、評価されたことが直接体験できるのが嬉しいという2点から飲食業界で13年働きました。
しかし、味覚障害となってしまい、レベルを上げていくどころか自分が満足できるレベルのことをできなくなってしまいました。

もちろん現場ではなく事務などの裏方に回れば業界にいることは可能です。
ですが、それは自分がその業界にいる理由に沿っていなかったため辞めるという決断をしました。

会社や業界を選ぶ際に一体なにを求めたのかを考えてください。

広い視点で考えたときに、いまの環境でいることはあなたが求めたものを叶えてくれるのでしょうか
おそらくはある程度の経験を積んだり、年齢を重ねるうちに求めるものというのは変わると思います。

あなたは人生においてなにを求めているのか、いまの環境はそれに即しているのかを考えるということはとても重要です。
求めているものと現在の環境が違うベクトルにいるのならば、必ず改善すべきです。

「いまの環境に満足していないけど、ほかにやり方がわからないからそのままでいる」「リスクを回避するためには現状維持が一番」とかの思考停止はやめるべきです。

あなたの人生はあなたが改善すべきですし、周りが改善してくれるようなことはありません。
もちろん改善の方法はひとつではありません。
いまの環境にいたとして、すぐ先になんらかの改善が予測されているのならば、そのままでも問題ないと思います。

ですが、遠回りするくらいならば行動すべきです。
例えば今の職場に満足していないのならば、転職フリーランスに転身起業いまはさまざまな方法があります。

起業したビジネスでなにかうまくいかないことがあったときなぜあなたはそこで勝負しようと思ったのでしょうか
どんなことがあったからそのサービスが売れると見込んだのでしょうかこれから先もそこで勝負する必要があるのか時には行動の軸を変えるということも必要だと思います。

業態やサービスが発達するにしたがって、本来持っている強みを見失ってしまうことはよくあると思います。
「僕たちはこんな会社なんだ。このサービスの強みはこれなんだ」
というアイデンティティのような確固たるものを見直すべきでしょう。

あなたが何を求めているのかを考え、それに向かって行動することはあなたの人生を確実に豊かにします。
初心に戻って考えるということは、あなたの環境を見直すきっかけになるはずです。


いかがでしょうか

「始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと」を理解してもらえたでしょうか

  1. 「できること」と「できないこと」を考える
    →行動指針を明確にすることで視野を広げることができる
  2. 役割を考えて演じる
    →理解を深めることができる
  3. 置かれた環境を考える
    →正解はひとつじゃない、初心に戻って考える

ということです。

これからを考えるにあたって「自分を”だます”」ということをやってはいかがでしょうか
分割して書いてしまったので、後日まとめてわかりやすくしたいと思います。

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