努力が続かないならこう行動したらいいと思う3つのこと

考えたこと

こんにちは
「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」の続きです。

前回は適切なモチベーションを作る3つの方法についてお話ししました。
今回は「努力が続かないならこう行動したらいいと思う3つのこと」についてお話ししたいと思います。

努力しなければならないときに、たとえ一人っきりだろうと努力できる人間になるためには、「努力したことがある」という経験が必要だと僕は思っています。
急に努力しようとしても、ひとりで努力をするってかなりしんどいですよね。

努力するときに必ずしもひとりでいろとは言いません。
ですが、僕は「誰にも頼れなくて、自分が頑張るしかないとき」というのはいつか訪れると思っています。

そんなときがこないにこしたことはないのですが、来るときはなんの前触れもなく急にくるものです。
そのときに「努力できる人間」であるにこしたことはないと思います。
それほど長くならないと思うのでお付き合いください。


行動するならRPGの勇者のように

いきなり結果を求めようとしてはいけません。
あなたは一晩寝たら異世界のような「いきなり成功した」世界になんていけないのです。
どんなゲームの勇者も最初はレベル1からスタートです。

1から徐々にレベルを上げる。
そうすることで初めて強い技や魔法を使えるようになるのです。

あなたがなにかを大きく変えたいのであれば、レベル上げをしてください。
何回も何回も考えたり、練習したりして経験値を手に入れてください。

なにも持っていなくてもいいのです。
焦らなくてもいいのです。
強くなっている途中なのですから。

なぜ勇者と言ったのか。
それはあなたが「一歩踏み出そうとしている」からです。

前回もお話ししましたが、一番難しいのはその一歩を踏み出すことだからです。
大多数の人はその一歩すら踏み出せないことが多いのです。
そこで一歩を踏み出すことのできたあなたは、歩き出せない人からしたら「まぎれもない勇者」なのです。


行動するには環境が必要だ

努力を長続きさせたいのであれば、次は環境を整えてください。
なんの努力をしようとするかに関わらず、環境のないところで努力をするのは厳しいものです。


例えばダイエットでランニングをしようとするならば、シューズが必要です。
もしも普通のスニーカーで走ろうとしたら足や膝を痛めてしまうかもしれません。

料理をうまくなろうとするなら?良い大学に入ろうとするなら?目指す方向に見合った道具や環境を整えるというのは必ず必要なものです。

もしもなんらかの理由でひとりで踏みとどまらなくてはいけなくなったときただ焦ってバタバタするのではなく、「なにを用意すべきなのか、なにが必要なのか」を見極めるということは重要です。
闇雲に努力するのではなく、しっかりと環境を整え、行動できるようにしましょう。


3つの視点を持って行動する

  • 信じる主観の視点
  • 冷静な客観の視点
  • 疑い、否定する視点

この3つの視点を持って行動することがとても重要です。

信じる主観の視点

自分のやっていることを信じるということはとても重要です。
例え夢見た目標があったとしても、それを信じて行動できなければ継続はできません。
「この道はゴールに到達できる」そう信じているだけで行動ができるものです。

反対に言うと信じることができないとどうなるのでしょうか
前の「適切なモチベーションを作る3つの方法」でもお話ししたように、努力を結果に結びつけることができずに、何かを悟ったような人になってしまうでしょう。
ただ努力が長続きしないだけならまだいいのですが、「努力なんてするだけ無駄」となってしまう可能性もあります。

新しく生み出す努力をすることなく、流されるままでいることを努力と勘違いしてしまう。
僕はそれはとても悲しいことだと思います。
自分のやりたいこと、必要なこと、本当にやりたいことを信じ、行動していくべきです。


冷静な客観の視点

しかし、自分のことを信じるあまりに盲目になることが多々あります。
「この努力はきっと間違っていない。このまま進んで大丈夫だ」そう思うことはとてもよいのですが、時に振り返るというのはそれ以上に大切なことだと考えます。


「世間体」という言葉はあまり好きではないのですが、周囲からまったくずれた行動というものはあまりよくありません。

あなたの努力はいったいなんのために行うのでしょうか。
多くの悩みというものは「人と関わる上で生まれる」ものなのです。
そして評価というものは「人が行うもの」なのです。
その悩みを解決したいから、評価を向上させたいからこそ努力を行っているのです。

自分の世界だけで、自分の評価だけで満足ならよいのですが、多くの人がそうではないと思います。そうであるならば、客観的な視点というものは重要だと僕は考えます。


疑い、否定する視点

自分のことを信じることができ、客観的な視点を持って行動することができたならば、次は否定する勇気も持つべきだと考えます。

自分が信じたものや、必死に考えたことを否定するということはとても勇気のいることです。
ですが「本当にこれであっているのか?」「このまま進めることは目標に向かっていることになるのか?」と一度立ち止まってみてください。
そして反省するべきです。

中には間違ってしまったこともあるでしょう。失敗したことだってあるかもしれません。
そんなときに「間違っていた。次はこうしていかなくては」そういって、自分の行いが間違っていたことをちゃんと認める。
そして改善するためにも否定する視点というものは重要です。
努力の方向性を間違えないためにも、否定する視点というのは必要なのです。


いかがだったでしょうか

  1. 行動するならRPGの勇者のように→
    一歩踏み出したあなたはすでに勇者だが、突然強くなることはない
  2. 行動するには環境が必要だ
    →どんな努力にも道具や環境を整えてから行うべきだ
  3. 3つの視点を持って行動する
    →主観で信じて、客観して振り返り、否定して反省する


ご理解いただけたでしょうか。
どんなときでも基本は同じです。いつひとりで踏ん張らなくてはいけなくなっても、理解さえしていれば焦ることはありません。

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