何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある

考えたこと

こんにちは
今日は昨日までのまとめです。「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」ですね。
大きく4つの項目にわけました。

  • 適切なモチベーションを作る3つの方法
  • 努力が続かないならこう行動したほうがいいと思う3つのこと
  • 人の話は9割は聞く必要ない
  • 始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと

についてお話ししてきました。
僕が飲食業界で13年間働いて考えてきたことです。
これは

  • 始動
  • 継続
  • 発展
  • 転換

って感じで書いてきました。

それぞれの項目を簡単にまとめますので、参考にしてもらえたら幸いです。
昨今の新型コロナウイルスでの自粛期間に何かを始めようとする方は多くいると思います。
そんな人に僕なりの考えをぜひ読んでいただきたいです。


適切なモチベーションを作る3つの方法

必要なのは、

  1. 夢を見る
  2. 激励する
  3. 否定する

という3つのことです。

前提として「モチベーションはうまれるものではなく、作り出していくもの」ということです。

手順としては

  1. 実現可能な将来までの道筋を具体的に考える
  2. 昨日までの自分よりも「努力できた自分」をほめる
  3. 慣れが出てしまった自分を否定する

という順番ですね。

実際モチベーションは始動するときよりも継続途中のほうが必要になると思います。
しかし、どんなことであれ「夢を見る」ことから始まると僕は考えています。
「あぁなりたいな」「こうなりたいな」と考え行動しようとすることが何よりも必要です。

重要なのは「その時の熱量を保ちつつ、発展させていく」ということです。
熱量を保つために「激励する」、発展させるために「否定する」必要があると僕は考えています。

満足した瞬間に、発展は止まります。
モチベーションとは、止まったものからは生まれません。
継続し、発展させるということはモチベーションを作るということには必要になるのです。

ほめられることなく、認められることなく努力はできるでしょうか?ほめられ続けている人は自分の行動を振り返り、より良い形を模索できるでしょうか


始めたばかりだとおそらくほめられることは少ないでしょう。
初めからなんでもできる人などいません。
そんなときは自分で自分をほめてください。
それが継続につながります。

ほめられることに慣れてしまうと、「これであってるんだ」と考えますよね。
それが本当にうまくいっているかどうかは関係なく。
常によりよい形を模索するべきです。
それが発展につながります

ですが、行動するにあたって「ゴール地点が具体的でないものは、進み出すことすらできない」と僕は考えています。

例えば旅行に行くときはどんなことから考えるでしょうか?
まず考えるのは行き先ですよね?

温泉に行きたい、だとかそんなもので構いません。
その時に「温泉に行きたいから箱根に行こう」という場所を決めることが具体的にすることの1歩目です。

その後に「箱根だったら大涌谷も行きたいな」「箱根だったら美術館もあるよね」とか具体的に「なにがあるのか、なにができるのか」がわかると思います。

行き方もそうですよね。
「何で行くのか、どう行くのか」

到達したい場所が具体的でない場合は、ただの「雑談」です。
ですが、到達したい場所が具体的になったとたんに、それは「計画」へと姿を変えるのです。

まずは「具体的な計画から」考えていくべきなのです。


努力が続かないならこう行動したほうがいいと思う3つのこと

  • 行動するならRPGの勇者のように
  • 行動するには環境が必要
  • 3つの視点を持って行動する

上二つはそのままRPGで考えてもらったらわかりやすいのかなと思います。

ドラゴンクエストというゲームはやったことあるでしょうか主人公である勇者は最初はレベルが1です。
最初は戦士や武闘家などの前衛職よりも、ちからもすばやさも低いです。
そして魔法使いや僧侶などの後衛職よりも魔力は低い平均的なステータスです。
”勇者”とは強いから与えられた称号ではないのです。

ですが、一個ずつレベルを上げ、魔法を覚え、技を覚えます。
突然強くなることはないのです。
もちろん勇者特有のすごく強いスキルもあります。
ですがそれは他の職業も同じです。

勇者は平均的な少年です。
王様は勇者が旅立つ際に「なにかの役に立つように」と資金と装備を渡します。
それがなければ旅を始めるのはあまりにも厳しいということを知っているからです。
旅立つにはそれらの準備が必要なんです。

ひとつひとつ確実に問題を解決し、レベルを上げることがなによりも必要です。
そして装備や資金の旅立つために「必要なもの」をそろえる。

もしもそれをしないで旅立ったらどうなるでしょう。
火を見るよりも結果は明らかでしょう。
町を出た時点で戦闘にもならないでしょう。

努力を続けるということは、同じ事なんだと僕は思います。
一歩一歩スキルを付けたり、レベルをあげるように能力をあげていく。
そしてスキルを上げるには装備や資金のような、”環境”が必要です。

しかしそれらを自分の中で勝手に決めて、勝手に進んでも目的地へとつくことができるでしょうか

まずは客観的に見て自分がどこにいるのか、取るべき方法はなんなのかを知るべきです。
ゲームではステータス画面があるのでわかりやすいのですが、現実にはありません。
ステータス画面というのは、客観的に自分の持っている能力を数値で表すためのものです。
それが情報としてあるから、強いボスにも挑むことができるのです。

客観的に自分のステータス(能力)装備(環境)を把握する。
主観であのボス(困難な問題)を倒せると信じる。
もしも倒せなかったら、なぜ倒せなかったか考え(自己否定と反省)またレベル(能力や環境)を上げる。

ゲームだとできるけど現実にはできない。
そんなことはないと思います。


人の話は9割は聞く必要ない

  • 人の話は9割は聞く必要ないと思う理由
  • 人からの評価を気にする必要がない
  • 必要のない”常識”もある

これはもしかしたらものすごく偏見が入っているかもしれません。
ですが一側面として真実だと考えています。

人はそれほど「直接自分に不利益をかぶせてこない人のこと」を真剣には考えません。
明らかに「自分に利益を持ってきてくれる人」であれば、利益を受けるために本気で考えるでしょうが、それは相手のことを考えているのではなく、「自分が利益を最大限受けるために」どうすればよいのかを考えるからです。

中には本気で人のことを案じて、考えて、行動できる人もいるでしょう。
ですが、大多数の人はそうではないと思っています。

まずは、そんなもんだと思ったほうがいいという話です。

「そんなことない!!周りの人はみんなちゃんと考えて話してくれている」と思う人もいると思います。
ですが、「まるで自分のことのように環境や持っている素養などの全てのことを加味して考えてくれる人」出ない限りは、その人の言う意見は「個人の環境や素養からはじき出した答え」でしかないのです。

あなたとその人では置かれた環境や持っているものが違います。
心配してくれてるかどうかは正直関係ありません。

その人が持ち込んだ”常識”にはとらわれる必要はありません。
なにかをはじめ、何かを継続して努力して成果を出したいあなたに必要なのは「心配される」ということなのでしょうか?
”常識”とされていることなのでしょうか?

発展に必要なのは努力したいことに関連する「知識」「技術」という確固たる”武器”だと思います。
それを得るためには、それを与えてくれる人のところに行くべきです。
発展するために必要なのは”考え、行動する”ことだと思います。


始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと

  • 「できること」と「できないこと」を考える
  • 役割を考えて演じる
  • 置かれた環境を考える

そうは言っても継続するということは容易ではありません。
着実に前進しているという確信があればいいのですが。

そんなときに必要なのは「ちょっとした考えの転換」だと考えています。

努力を始める前と比べて「なにができるようになったのか」を見てください。
それはあなたが必死になって進んできた証拠です。
あなたが着実に前進したからそれができるようになったのです。

次に「なにができないのか」を考えてみてください。
努力を始める前は、漠然としたことだけしかわからなかったと思います。
知識なんてないから、努力したいことの詳細な技術など知らなかったでしょう。
「できないこと」はそのまま、いまのあなたの知識や技術を伸ばすことのできる「伸びしろ」の部分です。

このふたつを考えたら、あなたのやるべきことは明確になったことでしょう。
そしてあなたが求められている「役割」というものがあります。
エンジン役なのか、参謀なのかはたまた注意喚起をする人なのか、調整役なのか
あなたは仲間や周りから何を求められてか今その場にいるのでしょうか

一人でことを起こして、努力を続けている人もいるかもしれません。
ではあなたは取引先になにを求められてその仕事をしているのですか?
迅速さ?
丁寧さ?
あなたはあなたの武器を知って、それを持っていると最大限演じるべきです。

それを行った先にあなたは「持っている人を演じている」つもりが、「本当に持っている人」に変わっているでしょう。

しかしおそろしいもので、人から求められているものを叶えているうちに、「本来目指していたところとはまったく違うところにいた」ということはよくある話です。

根本から一度考えるべきです。
「このまま道を進むことは本当にたどり着きたいと思った場所へ行くことになるのか?」
初心に帰るのです。

そのときには「辞める」という選択もあっていいと僕は思います。
新たに努力を始めるのはとても勇気のいることでしょう。
ですが、満足しないことを続けるというのは僕はあまり良いこととは思えません。


いかがでしょうか
これまでのまとめでしたが理解していていただけたでしょうか

「何かを始めるならまず”自分をだます”必要がある」ということは

  • 適切なモチベーションを作る3つの方法
  • 努力が続かないならこう行動したほうがいいと思う3つのこと
  • 人の話は9割は聞く必要ない
  • 始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと

という4つのことで、それぞれが

  • 適切なモチベーションを作る3つの方法
    →モチベーションはうまれるものではなく、作り出していくもの
  • 努力が続かないならこう行動したほうがいいと思う3つのこと
    →結局「具体的なゴール」に向けて一歩ずつ努力するしかない
  • 人の話は9割は聞く必要ない
    →”行動”と”考える”ことでしかなにかを達成することしかできない
  • 始めたことがうまくいかないときに考える3つのこと
    →「具体的なゴール」に向けて寄り道はいらない

ということです。
そしてそれの根底にあるのが”自分をだます”ということだと思っています。

ポジティブな人は「本来の自分とは違うネガティブな考えを持つ人間になってリスクを考える、そんな考えがあるのだと知る」
ネガティブな人はその逆ですね。

”自分をだます”ということは”自分と逆の自分を演じる”ということでもあると思っています。
ポジティブな人は自分がネガティブであるように”自分をだます”
ネガティブな人は自分がポジティブであるように”自分をだます”
そうして本来自分が持っていない考えを出し、それを持って発展へとつなげる

自分の意見一つで生きていける人は確かに強くて素晴らしいと思います。
ですが大多数の人はそうではないと思います。

そんな人は一度自分を”だまして”みてください。
自分じゃない意見を自分で考えてみてください。

あらゆる視点を持って、いろんな経験をするということは必ず自分に良い経験になると思います。
一度”自分をだます”ことをやってみるのもいいんじゃないかなと思います。

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