こんにちは
働いているうちに「なんだかうまくコミュニケーションが取れない」「伝えたいことがあるのにうまく伝えられない」って思うことはよくありますよね。
あなたにとってそれはものすごいストレスになるはずです。
僕もうまくいかなくて空回りしてしまったことが何度もあります。
相手にうまく伝えられなくて、ひとり相撲になってしまうなんでか自分ひとりでやってる気になってしまって、誰も信じられなくなってしまう。
最悪ですよね。
そこでそんな悩みを解決してくれる「プレゼン」について、簡単にまとめたので説明したいと思います。【独立開業】飲食店を開業するなら必要な3つのものでもプレゼンの重要性は少し話しています。
プレゼンとはビジネスの場だけで使われるものではなく、私生活でもすごく役に立つ技術です。
お付き合いください。
プレゼンは相手に行動させるために使う
そもそもプレゼンとはなんでしょうか?
「説明する」、「みんなの前で話す」ということではありません。
プレゼンとは「相手を行動させる」ための技術なのです。
あなたが友達になにかをおすすめするときに、「まだ選択してない状態」から「自分の選んだ商品を選ぶ」という、「行動」をしてもらいたいからおすすめしますよね?
どこかの店で接客をしてくれた人は、「商品を購入する」という行動をしてもらいたいからおすすめするのです。
「みんなの前で説明する」のはプレゼンではなくスピーチです。
- 「行動してもらう」ために行うのがプレゼン
- 「聞いてもらう」ためにするのがスピーチ
こんな感じに分けてもいいかもしれません。
自分の期待する方向を提示(プレゼン)する

プレゼンは相手に「提示する」ことが重要です。
相手に行動してもらいたい、ということは「行動したらどうなるか」を詳しく説明する必要があります。
洋服をおすすめされる際に、使われている素材の名前をダラダラと並べられるよりも、「その素材の良いところ」を詳しく説明された方がいいですよね?
「これはポリエステル76%使っていて、コットンも24%使われています。」
と説明されたところでよくわからないですよね。
「これはシワになりにくく、速乾性があります。しかも丈夫です。」
と説明されるほうがわかりやすいですよね。
相手にとってどんな利点があるのか、それを選ぶことでどんな未来が待っているのかを説明し、今の現状から自分が提示した方向に行動してもらうそれがプレゼンです。
プレゼンは日常の様々なところで使っている
プレゼンとは、実はビジネスの場だけで使われるものではありません。
友人や恋人と旅行先や食事の場所を決めるときおすすめの漫画やアニメ、映画を見てもらいたいとき
そんな時にも使われています。
「それってプレゼンじゃなくてただのおすすめでしょ?」
と思うかもしれません。
ですが、これも立派なプレゼンです。
プレゼンは相手に行動してもらうためにするものです。
そのためにも相手にプレゼンをして理解してもらうのも大切ですよね。
あなたが自己紹介をして理解してもらう。
普段の生活をする上で自分の考えを話す。
その時に誤解がないように自分をプレゼンできたとしたらどうでしょうか?
コミュニケーションがスムーズになり、あなたの言っていることが相手にうまく伝わるとしたらどうでしょうか?
ストレスがかなりなくなるんじゃないでしょうか?
4つの「やり方」を知るとプレゼンはスムーズになる

具体的にプレゼンは
- 「話す」やり方
- 「観察する」やり方
- 「身振り手振り」のやり方
- 「ストーリー性」のやり方(作り方)
を知る必要があります。
「話す」
内容の構成のやり方、声の出し方、論理的な話し方の技術。
相手に伝わりやすい話し方や、話の作り方を知っていれば説得力を持たせ、相手の聞きやすい話ができます。
「観察する」
相手の聞いているときの表情を観察する理解できているか、話に集中できているのかを観察する技術です。
自分がなにを話していようと、相手が集中していなくて届かなければ意味がありません。
聞かせる技術です。
「身振り手振り」
プレゼンの技術は話し方だったり、観察するだけではありません。
すこし難しいですが、手や、体の使い方で印象を大きく変えることができます。
自分の表情だったり、手の使い方で相手の視線を自分に向けるために技術です。
「ストーリー性」ビジネスで悩みを持つ前におすすめの行動3つでも書きましたが、人間はストーリー性のあるもののほうが記憶しやすいのです。
ストーリー性はなんでもいいわけではなく、適切な内容を適切なタイミングで入れる必要があります。
こんな感じですね。
プレゼンをうまくなろう!!と考えると多くの人が話し方や資料の作り方を考えてしまうものです。
もちろんそれらも大切なのですが、あくまでプレゼンの一部でしかないのです。
プレゼンで大切なのはスライドなどの資料ではない

あなたが「この案件をプレゼンして」と上司や先輩から言われたら、まずなにを考えるでしょうか
もちろん資料をスライドにするとか、そういった準備をしますよね?
その資料をとてもわかりやすく、美しく作れたとしたら、あなたはどのように発表しますか?
多くの人はその美しい資料を見ながら、説明するでしょう。
ハッキリ言ってしまうと、それは無駄です。
プレゼンとは「資料を読むこと」ではないのです。
上の項でも話したように、相手の顔を見ながら、自分の方を向いてもらうように話さなくてはいけません。
もちろん変な話し方になってもいけないので、たまに目を落とすぐらいはあってもいいでしょう。
ですが、相手の顔を見ながら話すためには資料を常に見ている余裕などないでしょう。
資料を読み上げるだけならば、なにもプレゼンのために集まる必要などないのです。
そんなプレゼンならば、ハッキリ言ってメールで資料を送ってもらうだけでいいからです。
あなたが資料を読み上げるだけのプレゼンをしているのならば、聞いている人はあなたの説明など聞かずに資料だけ見ているでしょう。
手元に配布していたら前すら向いていない可能性があります。
スライドはあくまでも要点や重要なポイントを確認してもらうだけでいいのです。
あなたが自分の言葉で熱意を持って、「こんな行動をするべきだ!!」という意見を相手に伝える方が大切なのです。
そして、一言一句間違えないように話す必要もありません。
伝えたいことのポイントをスライドで出す。
あなたが相手に伝えたい気持ちがあり、それをしっかりと理解できていればそのスライドを軽く見ただけで説得力のある説明ができるはずです。
まとめ
- プレゼンとは「相手に行動してもらう」ための技術
- 日常生活でも頻繁にプレゼンの技術の出番はある
- プレゼンは4つの技術が大切であり、資料はそこまで大切ではない
ということです。
プレゼンの技術はビジネスにはもちろん、プライベートでもすごく役に立つ技術です。
もしかしたら、いまのあなたの悩みを解決してくれるかもしれません。