僕は飲食業界で13年と働いてきて思ったこと考えたことが結構あります。
というのも僕は考え込みやすい人間で、自分の中にスッと落ちてきたことしか納得して行動できない性質の持ち主だからでしょう。
あくまで個人の考えではありますが、これから新卒として働く人たち、働いて何年かたって迷っている人に向けて話したいと思います。
僕の考えたことは何かしら役に立つのではないでしょうか
この記事では
- 働くということ
- コミュニケーション
を考えることが大切だという話です。
どんな業界であろうと、悩みはつきません。
僕は職業に貴賤はないと考えています。
どんな職業であろうと、真剣にやっていれば悩みはでるでしょう。
「つらい…働きたくない…でも働かなきゃ」
そう思うこともあるでしょう。
そんな中でもお金をもらうわけですからなにかしなければなりません。
これがあなたの悩みの解決になるのではないでしょうか
働くということを新卒のうちに考えておく

そもそも働くということはどんなことか考えたことはありますか?
「飯を食うため」「生きていくため」
いろいろな答えがあると思いますが、僕はちょっと違います。
簡単に言ってしまうとやりたいことをやれるようにするためです。
食費を稼ぐため、生きていくために行う仕事を「ライスワーク」と言います。
別にそれが悪いこととは思いません。
当たり前ですが生物は栄養を取らなければ死にます。
なので食費などの生活費を稼ぐということは絶対に正しいです。
いま特別やりたいことがなくても働いているうちにやりたいことが見えてくるかもしれません。
働くということの意味を新卒のうちに考えておくことは、とても有意義だと思います。
あなたが趣味があるならば、それをできるように
旅行で行きたい場所があるなら、そこに行けるように
どんなことでもいいのです。
あなたが将来こうなりたいという未来に向かっていくという自己実現行うこと
それが仕事の一番の意味なのではないでしょうか
ライスワークとライフワーク
自分自身がやりたいことをやるために行う仕事のことを「ライフワーク」と言います。
簡単に言ってしまうと「楽しい」とか「嬉しい」といういわゆる「やりがい」を求めていくことって感じです。
ライスワークとライフワークは全く違うものということはありません。
「ライフワークをやってきたいからライスワークなんてやらないぜ!!」という考え方は間違いです。
ライフワークはライスワークを行った先にあるものなのです。
改めて聞きますが、働くとはどんなことか考えたことはあるでしょうか?
ライスワーク=働くということではないと僕は考えています。
食べていくため、生きていくためということはこれから長く働く理由にしてはもろいです。
きっと思い悩んでしまう人は多いでしょう。
新卒が意識するべきコミュニケーション

働いていくうちにきっと悩んでしまってどうすればいいかわからない時が来ると思います。
大抵の悩みというのは「コミュニケーション」からくるものだと考えています。
「上司(先輩)に怒られた…」「仕事でミスをした…」
とかですね。
先に書いた「なんのために働いているのか?」という質問に対して「食べていくために」と答えた人がそれで悩むのは少し違うと思うのですが、それはまた違うところで話したいと思います。
生きていく上での悩みのほとんどは対人関係からくるものです
そこで仕事において、まずこれをすれば良いということがあります。
- 上司、先輩から言われたことはすぐに取り掛かる
- 細かく相談をする
- 言われたことをちゃんと理解する
まずはこの3点をできるように努力しましょう。
1.上司、先輩から言われたことはすぐに取り掛かる
上司、先輩から言われたことに時には疑問を持つこともあるでしょう。
ですが、その人たちはあなたよりも圧倒的に経験や実力が上の人です。
あなたはまだ新卒で会社に入ったばかりです。
そんな人たちが「まずはこれをできるようになってほしい」と考えて、あなたに仕事を段階的に振っています。
まずはすぐに取り掛かりましょう。
着実に行えばいまことでも、必ずできるようになるはずです。
たまにどうしても納得のできないことが出てくると思います。
「これってやったところでなんの意味があるのかわからない」
というようなことですね。
ですが、一度考えてみてください。
少なくとも、上司や先輩はあなたよりもその会社に長くいる人です。
仕事をしていると、一見してなんの意味があるのかわからないこともでてくるでしょう。
しかし、あなたよりも長く経験を積んだ視点からすると、意味のあることなのかもしれません。
その理由まで聞くことができれば一番いいです。
ですが、まずはあなたよりも長く会社にいる人が「確かに意味がある」と考えたことをできるようになってください。
その意味に気づけたときにあなたのレベルは確かに上がっているはずです。
自分の成長のために上司や先輩を利用していると考えてみましょう。
2.細かく相談する
とはいえ、右も左もわからない中なにもしらずにとにかく行動すればいいわけでもありません。
やり方や、進め方、いつまでに終わらせればいいのかを必ず確認してください。
そして必ず「途中確認」をしてください。
入ったばかりで経験の少ないあなた自身の考えで進めて、大正解を出せることはあまりにも少ないです。
テンプレートがあってそれに沿って進めるドリルのようなものなら話は別ですが。
いきなり100%の正解を目指すのはやめてください。
おすすめは「60%で一旦確認をする」です。
なにもわからないことをするときに、いきなり全部終わらせる必要はありません。
あなた自身の不安も残ったままでしょうし、そのまま仕事を進めてもしも間違った進め方をしてしまったら…
無駄に怒られたり、修正をしたり、下手したら怒られもせずに「もういいわ」となにも指摘すらなく仕事を強制終了されることもあるでしょう。
そんな仕事が続いてしまったとしたら、正直言って地獄ですよね。
そうならないためにも、途中確認をしていきましょう。
3.言われたことをちゃんと理解する
仕事の進め方を聞いたり、途中確認をする時に相手が話すことをちゃんと理解できていますか?
ここ最近「わからないことをわかるようになるために何回でも根気強く話す」ことが、上司や先輩として必ずしなければならないこととされています。
そしてそれができない人間は無能であり、そんな教育のできない職場は最低の職場であると。
僕はそれに関しては別に反対ではないのですが、だからと言って教わる側がなにもしなくていいわけではありません。
与えられることに慣れてしまった人間は、自分ではなにもすることができない人間になってしまうと僕は思っています。
上司や先輩だって人間です。
覚える気や「できるようになろう」という成長意欲のない人間に対して何回も同じことを話すのは嫌なはずです。
なぜなら単純に「どうしても苦手でできない」ということとは違うのですから。
どうしても苦手でできないのであれば、お互い話し合ってできるように工夫すればいいだけですが、改善する意思のない人間にはなにを話したって無駄な気がしてしまうものです。
あなたが与えられた仕事をちゃんとできるようになりたいと思うのであれば、与えられるだけでなく、改善するために行動をしてください。
知らない言葉があれば調べたり、進め方で迷ったら確認したり、しっかりと上司や先輩に確認をとる。
相手がなにを言っているのかをしっかりと理解できるように努力をしましょう。
あなたがそう言った努力をしていて、それでも相手が何もしない人間であるならば
正直言ってそんな会社はやめていいと思っています。
まとめ
どうでしょうか?
もちろんこれらをしたからといってすぐに仕事ができるようになるわけではありません。
「もうそんなことやってるよ!!」という人もいると思います。
だけどもう少し続けてみてください。
結局これの繰り返しと、いかに精度を高くするかが何年も働いていく中での課題だと僕は思います。
何年も働くうちにないがしろにしてしまったり、つい忘れてしまうことなんです。
僕もたまに考えてみることで自分の働き方を見直しています。
- 働くということ
- コミュニケーション
このふたつが働く上で考えることであると僕はいまでも考えます。