こんにちは
ここ最近雨が多くなりましたね。
梅雨ですね。
雨が降り続くとどうしても体調が悪くなってしまいます。
おそらくストレスによるものもあるんですが…
僕は飲食業界で働いて13年たった時に「味覚障害」を患いました。
原因はいろいろ考えられ、完治まですごく時間のかかるものですね。
今回は「味覚障害」について学んだことをお話ししたいと思います。
味覚障害になるとものすごく単純な話、すごくストレスが溜まります。
食べるのが好きだったのに、味が感じられないのです。
僕は調理という分野で働いていたこともあり、まるで仕事になりません。
結果として退職しましたが。
想像してみてください。
あなたが楽しみ、時にはご褒美としていたものを突然奪われるのです。
「今日は給料日だから焼肉だ!!」「ちょっと高いチョコレート買っちゃおうかな」それがあなたから取り上げられてしまいました。
別に食べれば生きていけます。味はなくても
今日お話しすることは、僕の仲間たちに向けて書いています。
頑張りましょう。
かならず治ると僕は信じています。
今回お話しすることはもちろん事前に調査をして書いています。
ですが、科学的根拠のない「経験則」による部分がとても多くあります。
ひとつの参考として見てもらえた幸いです。
味覚障害とは

味覚障害とは様々な原因により、味覚異常を引き起こす疾病です。
主に
- 悪味症(何を食べても嫌な味がする)
- 異味症(甘い→苦い、しょっぱい→甘いなど本来感じるはずの味と違う味がする)
- 味覚低下、消失(全体的に味の感じ方が鈍くなる、または感じなくなる)
- 自発性異常味覚(なにも口にしていないのになんらかの味を感じる)
- 解離性味覚障害(特定の味を感じない)
という症状が現れます。
味覚障害の原因として考えられること
- 栄養バランスの崩壊(亜鉛、ビタミンなどの低下)
- その他疾病
- 嗅覚障害
- 味蕾障害
これらが主な原因として考えられます。
原因は病院で採決をし、成分分析をすることで判明します。
発症してから完治までには個人差があります。
僕の場合は発症してからすでに4か月が経過していますが、度合いは軽くなっても完治はしていません。
早い人は2週間ほどで完治しますが、長いと半年、1年以上かかる方もいるそうです。
味覚障害、僕の場合
僕の場合は味覚低下ですね。
だいたい4か月ほど前になりますが、突然味がわからなくなり、調理をしてもすべて味が濃くなってしまいました。
ひどいときはコーヒーと紅茶がわからず、全て水のようで、甘みも鈍くなっていました。
2か月ほどなんとか仕事をし、退職する決意をしました。
当初は味を感じないと言っても信じてもらえず、新型コロナウイルスの流行をあって原因の特定が余計にできない状態でした。
そのため、まずは新型コロナウイルスに感染していないかの確認から入りました。
PCR検査はできなかったものの、採決、レントゲンの撮影をし、肺炎や感染症の疑いはなしという結果がでました。
それから違う病院を紹介され、味覚検査、待機期間に新型コロナウイルスに感染していないかを確かめるために、また2週間の待機
味覚障害に関する本格的な治療を始めるまでに2か月の時が過ぎていました。
結果として病院では「栄養バランスの崩れから起きている味覚障害」と診断されました。
現在は亜鉛とビタミン剤を服用して治療をしています。
甘味は鈍いながらもわかるようになりましたが、「しょっぱさ」はまだ改善していません。
味覚障害の多くは栄養バランスの崩壊から起きる

新型コロナウイルスによる味覚障害もうわさされていますね。
では、それ以外の原因からくる味覚障害はどこからくるのでしょうか
多くの場合は「栄養バランスの崩壊」から発病します。
これは単純に「コンビニ食や外食が多すぎて偏った食生活をしていた」ということももちろんあります。
ですが、それだけだとちょっとピンとこないものもあります。
僕は飲食業で働いていましたが、普段の賄いなどの食事は「早くできてお腹が膨れるもの」や「お酒のつまみによいもの」という基準で食べていました。
僕がいた店舗では4人の社員がいて、週の半分は同じものを食べていました。
もちろん休みの日などで違う食事をしていた、という積み重ねが味覚障害になった人間とならなかった人間の差となって表れた可能性もあります。
ですが、彼らと僕とで個人差があったと考えるのが自然だと感じました。
腸内環境が悪くなると、味覚障害になりやすくなる?
僕は「腸内環境の悪化による栄養吸収率の低下」があるのではないかと考えています。
なってない仲間と僕の違いで一番大きなものは「お腹を壊しやすい」ということがあるのではないかと考えました。
僕はちょっとしたストレスによってすぐ下してしまう困った体質の持ち主でした。さらに溜めやすい体質でもあったのです。
腸は副交感神経によって働きます。
副交感神経が優位になった状態だと、腸は「消化、吸収、排せつ、免疫」という働きを活発に行えるということです。
しかし、ストレスを感じると交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると腸の動きが鈍り、便秘や下痢を引き起こしてしまうのです。
そして腸内の環境が悪くなり、本来の働きをすることができなくなってしまいます。
つまり、栄養の吸収率が低下することにもつながるのです。
味覚障害になった人間とならなかった人間の差は「腸内環境の悪化による栄養吸収率の低下」がとても大きかったのではないかと考えています。
例え同じ食事をしていたとしても腸内環境が違うと栄養吸収率に差が生まれる。
同じだけの栄養素を摂取していても、栄養吸収率に差があると、本当に摂取できている栄養に差が出るため、味覚障害になど様々な疾病にかかる可能性が変わるということです。
あなたが家族と同居していて、「味覚障害などの疾病になった人とならなかった人」という差ができている場合、原因は腸内環境にある可能性があります。
腸内環境はどんな要因で悪化するのか
腸内環境の悪化はバランスの取れていない食事によるのものありますが、ストレスなどの外部からの要因も考えられます。
似たような食生活をしていたとしても、生活習慣まですべて一緒、という過程はなかなかないでしょう。
バランスの取れた食生活だけでなく、生活のサイクルを見直すことで腸内環境の改善、ひいては味覚障害の改善をしていきましょう。
- 飲酒量、頻度が多い
- 座りっぱなしでいることが多く、運動をあまりしない
- 生活リズムが不規則
- 夜更かしが多く、睡眠不足なことが多い
- ストレス解消の手段がない、もしくはストレスを感じやすい
こんな人は要注意です。ひとつひとつ改善していきましょう。
味覚障害は化学調味料と歯磨き粉からくる?

これは完全に経験則で科学的根拠は乏しいです。検索してもなんだかちょっと怪しいサイトが多かったりします。
あくまでも経験則であることをご理解いただいたうえで読んでいただければと思います。
僕は和食→スペイン→フレンチ→イタリアンという順序で調理に携わっていました。
そのうち、和食とフレンチでは「No MSG」ということを謳って営業していました。簡単に言うと「旨味を補う化学調味料は使わない、自然由来の調理方法で営業している」ということです。
MSG=うま味調味料ということですね。
一般的に科学的には「MSGを調味料を多く使っているからと言って体に有害な影響を与える」ということは言われていません。
というか「MSG調味料は問題ない」という研究結果も出ています。
ですので、「あくまでも体験談」として話していることを理解してください。
和食とフレンチにいた期間は味覚が鋭かった
僕は和食とフレンチにいた期間は味覚が鋭かったと記憶しています。その時々の賄いによる栄養バランスの差ということももちろん考えられます。
ですが、大きく異なっているのは「MSG調味料を使っていない」という点です。
僕はこの経験からどうしてもMSG調味料と味覚障害の関連性を疑わずにはいられないのです。
歯磨き粉も味覚障害を引き起こす?
同様に「特定の歯磨き粉は味蕾への刺激が強いから味覚障害を引き起こすのではないか」という疑念を持っています。
メンソール素材など強い刺激を与える化学物質を使っている歯磨き粉を使用している期間は、どうも味覚が鈍っている気がしています。
これも体験談にすぎないのですが、「味覚が鈍いな」と感じている期間は刺激の強い歯磨き粉を使っていて、そうでない期間は刺激の弱い歯磨き粉を使っていたのです。
これも、関連性があるのではないかと疑念を持っています。
まとめ
いかがでしょうか
あくまでも体験談によるものが強いのですが、これらのことを気を付けていけば、味覚障害の改善に役立つのではないかと考えています。
まとめると
- 生活習慣を整え、腸内環境を改善する
- 個人差があるとは思うが、化学物質はものによって人体に悪影響を与えるものがあるため、自分の使っているものを見直してみる
ということです。
試してみてください